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戦略労務第129号(2004/02)

イントロダクション

 ずいぶんと春めいて参りまして、三寒四温という形容がぴったりの季節になりました。世間では所得税の確定申告でどこの税務署もお祭り騒ぎですが、給与所得と年金所得の両方がある人は確定申告が必要です。もちろん、不動産所得がある人も申告をしなければなりません。今日も風が強くスギ花粉が飛んでいるようです。 「戦略労務」第129号をお送りします。

社会保険関係

健康保険被保険者証がカード化されました

 昨年10月以降被保険者となった人については、すでにカード式になっていましたが、今般全被保険者と被扶養者全員について一人一枚のカードとなりました。これで持ち運びが便利になり、常時携帯が可能となりましたので緊急時にも保険診療を受けることができます。

 しかし、クレジットカードサイズと小さいため紛失しやすいことが欠点であるといえるでしょう。小さなお子さん等の場合には保護者が責任を持って保管していただきたいと思います。また、カード裏面の住所欄は早めに記入するよう周知してください。

 今般の保険証変更に伴って、今後被保険者証の添付を必要とする届出については、以前と異なり次のように変更されますのでご注意ください。

健康保険等被保険者資格喪失・・・被保険者、被扶養者全員分添付
健康保険等被保険者氏名変更・・・同上
事業所名称所在地変更・・・同上(事業所の全員)
健康保険等被扶養者増加・・・添付は不要
健康保険等被扶養者減少・・・該当者分添付

健康保険被扶養者の要件

 被保険者の扶養家族で「主として被保険者の収入により生計を維持されている」

であることとされています。60歳以上の被扶養者等は「130」を「180」と読替えます。

中小企業退職金共済制度について

 中退共の掛金は5千円から千円刻みで1万円までと1万2千円から2千円刻みで3万円までの16種類あり、すべて事業主が負担し従業員の負担はありません。また、個人企業では事業主及びその配偶者は加入できず、法人の場合労働者性のない役員は加入できません。

 新しく中退共に加入する事業主には掛金の1/2(5千円限度)を、加入後4ヶ月目から1年間、国が助成する制度があります。また、掛金は、法人企業の場合は全額損金算入、個人企業の場合も全額が必要経費となります。

建設業許可関係

 建設業経営事項審査日程

平成16年 3月18日、19日 富岡土木、伊勢崎土木ほか

 3月からは「経営規模等評価」と「総合評定値請求」の二本立てとなり、様式類もすべて変更されます。ただし、審査手数料については変更がありません。

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