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戦略労務第127号(2003/12)

イントロダクション

 ことしもいよいよあと1週間となりました。早くも高崎では初雪が降りましたが、県内でも場所によってはほとんど降らなかったようです。雪の後も暖かくほとんどがすでに解けてしまいましたが、日曜日のスキー場ではえびす顔だったことでしょう。これから冬本番となりますがもう当時も過ぎて日も徐々に伸びますから、気持ちを落ち着けてゆっくりした気分で新年を迎えたいものですね。「戦略労務」第127号をお送りします。

社会保険関係

 厚生年金保険料率20%固定制は自民党案としては18.35%ということで決着がつく模様です。これからさき毎年保険料率の引き上げが行われることになります。

 国家予算の大きな部分を占める社会保障費ですが、18.35%で固定して給付を現役時収入の50%を確保しようというのは厚生年金についてだけですから、国民年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げるのには小泉後の消費税率アップしかないのでしょうか。せめてもの抵抗は高齢になっても医者の世話にならない一病息災といった生活ができるようにすることです。

 しかしながら平均寿命が世界一の高水準で現在推移しているのは、戦前生まれの耐乏生活をしてきた人たちであるからだと考えることができます。合計特殊出生率が下がり続け、平均寿命があがり続けるのが当たり前のようになっていますが、これは後々には逆転するときが来ると思います。ただ、医療の進歩はこれからも続くとは思いますが。

 現代っ子は現在の平均寿命まで生きられないような気がします。食生活があまりにも変わっていますから、せいぜい、団塊の世代迄ではないでしょうか。それも食生活を変えて、運動を生活に採り入れていければ改善できると思います。

 パートタイマーへの厚生年金加入対象拡大については反対です。週20時間で強制加入などと言ってますが、最低賃金でいけば、650円×20時間で週給なんと13,000円です。月額にしても6万円程度です。この賃金から13%の保険料を差し引かれることになるわけです。とても、考えられません。

 もしも、これが実現すればいたちごっことなり、2箇所で勤務して加入を免れる人が出ると思いますし、企業側もそう考えることは当然だと思います。(1箇所18時間×2=36時間とするなど)

労働保険料について

 労働保険料の分納第3期納入分の事務組合分につきましては、予定より若干の遅れがありましたが無事納入することができましたのでご報告します。労働者数の激増もしくは激減があったときは、労働保険料の増減改定という手続きが必要ですから早めにご連絡ください。

 賃金規定、就業規則等の変更については当方に連絡をお願いします。また、人を採用するときは助成金の面からも採用計画時にできるだけご連絡ください。

建設業許可関係

 建設業経営事項審査日程

平成16年 1月21日、22日 前橋土木、安中土木ほか

平成16年 2月19日、20日 高崎土木、藤岡土木ほか

平成16年 3月18日、19日 富岡土木、伊勢崎土木ほか

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